ナリ心理学ブログ2

セカンドブログです!!!メインはAmeba!

背景世界を読む

 
ナリ君、こんにちは!   
 
健常者の世界のブログが、昨日私が出会った、ちょっと衝撃的だった事とシンクロしてたから、メッセージしましたー
 
 
鎌倉の洋菓子屋さんのイートインスペースで、お菓子を食べようと入った時に、
 
恐らく、自閉症か知的障害の男性が入ってきて『ト、、トイレ貸して』『トイレ使わせて下さい』
と、言ってて
 
心の中で、貸さないよねーと思ってたら
お店の方は、トイレに案内していて、『優しい❤』と思ってたたの
 
そして、イートインスペースで、本店限定のお菓子を食べてたらトイレに行きたくなったけど、さっきの男性が出てこないので、様子を見てたの
 
で、出てきて
暫くして、トイレのドアを開けたら!!!!
 
大惨事!!!
 
トイレ内が大惨事!
 
便があちこちに。。。
 
 
あーーーーーーー
と、思いドアを閉めて、お店の方に『とてもトイレが使えない状態になってます』
と伝えました。
 
そこから、お店の人たちがバタバタして。。。
業者さんを呼ぶことになった風の話が聞こえ、トイレはクローズの札が下げられ
 
イートインスペースも、クローズに
 
 
これ、最初から障害のある人がトイレに入ったのを見てたから、びっくりしたので済んだけど、わからなかったら、なんか怒りとか色々モヤるなー
 
と、思ってたの
 
いや、わかっててもトイレに行けなくて、モヤったけどw
 
 
障害のある人は、そうだとわかると色々問題起きないだろうなー と、思ってたいた所だったので、なんだか めっちゃ頷きまくった!   
 
言うLINEでした
 
 

 
 
 
 
 
 
「理由がわかる」
 
ってめっちゃ大事だよね。
 
 
 
 
 
 
実際にその人が、自閉症なのか、知的障害なのかは置いても。
 
 
 
 
自閉症か知的障害かもしれない」
と思えることが素晴らしいし。
 
そもそも
 
自閉症と、
知的障害という、言葉を知っていることが
素晴らしい。
 
 
 
 
 
 
そんなの当たり前だと思ってる人もいると思うが、それはあなたたちがナリ心理学を読んじゃうくらい、心のことに興味があるからであって。
 
知らない人なんて、無限にいますよ。
 
 
 
 
 
ちなみにうちの超頭の悪い父親は、「吃音症」を知らなかったので。おれの友達のMくんのことを、からかってました。
 
おれもそんな親父に育てられたので、当時は吃音症なんて知りませんから、Mとは仲がよかったですが、変な喋り方するなーって思ってました。
 
うちの親父は超頭が悪く、物事をほぼ知らず、知識は皆無だけど、別にうちの親父みたいなやつは日本に1人じゃなくて。
 
めちゃくちゃいると思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自閉症は、知らない。
 
知的障害くらいは「知恵遅れ」って差別用語で知ってるとは思うが。
 
ダウン症」とかも見た目がわかりやすいから知ってると思うが。
 
 
 
 
吃音症
パーソナリティ障害
etc....
 
 
知らない人なんか無限にいますよ。場面緘黙症なんてめっちゃ知られてないだろうしね。
 
 
知らない人はこれから知っていけばいいと思うけど。
 
まず、知ってるってことが素晴らしいし、知ろうとすることもすごく素晴らしいよね。
 
 
 
 
 
今回のことだけじゃなく。
 
それにも理由がある。
 
ってことよね。
 
 
 
 
 
 
日々生活してると
 
「意味わからん」
「理解に苦しむ」
「なんでそうなってんの?_」
「なんでそんなことすんの?」
「どうしてそうなったの?」
 
ってことってよくあると思うけど。
 
 
 
 
 
絶対、まず間違いなく、その裏には理由があるよ。
 
 
 
 
 
 
 
だから、
それがわかっっても、なんでそんなことするんだろう?って思い続ける時は
 
自分の理解力のなさ。
 
 
を恨むしかないよねキメてるキメてるキメてる笑。
 
 
 
 
 
 
 
 

例えば「これにも裏があるよ」って例を出したくて、なんかニュース探して、今知った事件なんだけど。

 

 

そんな事件あったのか。おおお。。

 

 

 

 

 

今、初めて知ったから、詳しく知らないけど。。、まー、、高確率で、、、親でしょうねーーー、。

 

ただ、17歳の少年が「自分と親との関係」を自覚することも、言語化することも、できないかもしれないので。

 

加害者の親が何も話さなければ、何も出てこないでしょうねーーーーー。

 

 

 

 

 
 
 
これはおれの想像だから、、外れてる可能性もあるし、、逆に全く違う理由があるのかもしれない。どちらにしろ。理由は必ずある。
 
理由がわからない状態で、「そんなことをしてはダメだ」って言っても意味もないしな。
 
 
 
 
この「理由があるよ」って、前提で物事を見れる「理由前提力」ってのもあるだろうし。
実際に、さてどんな理由があるのだろうか。。、。
 
 
障害があったのか、
病気があったのか、
それとも育ちの問題か、
もしくはそれ以外の強いプレッシャーがあったのか、
脅されていたのか、
元々の性格なのか、、
 
 
 
 
 
 
文春オンライン見てると、めっちゃ事件あるな。。事件ばっかだな。
 
当然、この店主が最低なのは当たり前だとして。
 
店主が最低になった理由もあるし、最低な店主から秒速で逃げなかったこの人にも「逃げない理由」があったと思うし。
 
(1ミリも責めてないよ、ただの理由考察だから)
 
おれはこのような相談は聞いたことないけど。DV旦那と、被害者奥さんと、全く同じだとは思った。
 
 
 
 
 
 
おれはDV系の話はよく聞くけど、今のところ、まず間違いなく「逃げない人には逃げない理由」があるもんね。
 
誰も責めてないからね。理由の考察をしてるに過ぎないから。
 
 
 
 
 
 
理由考察でもっと踏み込んで考えてみるなら、世の中には「おどおどすることで、人をイライラさせる人」がいるよね。
 
悪気は全くないだろうし、別に責めてなくてただの考察だけど。いるよね。
 
オドオドすることで、人をイライラさせる人って、今までの人生で、「何かができなくて人に怒られた」とか「何かを失敗して人を落胆させた」みたいな経験があって。
 
それが怖くて「ちゃんとしなきゃ!!」って思うんだど。できないからオドオドするのだろう。
 
それが、、周りに人をイラッとさせるんだよね。
 
周りの人も全員が精神的に自立したダイヤモンドではないから、「なんでおどおどしてんだよ、ちゃきちゃきやることやれよ!!」ってムカつく人もいる。
 
このラーメン屋さんの事件は、その延長戦だろうね。、、被害者側の人を責める気は全くないけど。、もし仮に自分がオドオドしたりする性格や、言うべき事を言ったり(今回の場合は暴行される前にそれは犯罪だと伝えることとか)、やるべきこと(今回の場合はすぐ仕事辞めること)をしてたら、きっと事件にはならなかっただろうけど。
 
 
ま、、この店主がいる限りは次の被害者が生まれただけな気もするけど。
 
 
ほんで、
 
「何かができなくて人に怒られた」
「何かを失敗して人を落胆させた」
 
周りの人ってより、母親、父親、だったりもするよね。
 
 
 
 
 
とにかくいろんな理由が複合的に重なって、最悪事件になる。
 
 
 
 
 
 
 
全ての事象には理由がある。
これを「背景世界」と呼んだりする。
 
 
 
 
 
 
背景世界を読む力がない人は、きっと目の前の出来事に囚われまくるだろう。囚われまくる。
 
 
例えば、メッセージをくれた人が背景世界を読めない人だっった場合。
 
「は!!何でこんなにトイレ汚いんだよ!ふざけんな!!世の中にはバカがいるんだな!!最低だな!!終わってるわ!!!!」
 
だろうね。笑。
 
 
 
 
この人は背景世界が読めるし、しかも偶然にも障害がありそうな男性を見たので、余計に背景世界を理解できたから。落ち着いていられた。
 
 
 
 
 
芸能人が不倫した、。芸能人が離婚したって記事が人気なのは、背景世界を読めない人には最高のエンターテイメントだからだろうし、
 
背景世界を読めない人が、なぜ背景世界を読めないのかの背景を考えたら、背景世界を読めない人にも背景世界が読めない理由があるとわかる。
 
だから、別に驚かない。
 
 
 
 
 
だって、本人だって、別に「背景世界を読みたくないから、読まない」わけじゃなくて、、
 
背景世界を読もうとすら思えない背景があるのだ。
 
 
 
 
 
 
 
ナリだって、学生時代にほぼ勉強を放棄して、、上京して、20歳超えて初めて勉強するようになった。
 
勉強するようになった理由は、ただ単純にお金がなかったから「お金がかからない読書」という暇つぶしを始めたことで、
 
本を読む楽しさと、知識が増える楽しみと、もっと知りたいという意欲が出てきただけで。
 
完全に、偶然だ。
 
もし、時代が10年遅くて、お金がないからYouTubeでも見てるか!ネットフリックスでも見てるか!!って感じだったら、おれはきっと、、今でも背景世界を読めない人間だっただろう。
 
おれが背景世界を読めるようになった背景もあるのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
背景世界を読む、背景世界を読めるってのはとても尊いことだなと思う。
 
 
 
 
 
 
 
読めない人もたくさんいて。
読めない大人になってしまった背景があるから
本人が悪い訳でもないのだけど。
 
 
 
 
 
 
背景世界を読む、背景世界を読めるって人はそれだけでものすごい進歩してると思う。
 
 
 
 
 
 
毒親にも
D V男にも必ず背景があって。というか、背景世界のない人なんていないわけだけど。
 
背景世界を理解できると、なぜその人がそれをしてるのかわかる。
 
 
 
 
 
例えば、ナリは母親系の悩み相談をよく受けるけど。
やっぱり話を聞いてると一定数は、「ちょっと待って、あなたのお母さん発達障害じゃない?」ってパターンがよくある。
 
でもほんとは
 
ランキング1位が「境界知能(知的障害ほどではないが、健常者の中に入れられると実生活に支障がでるくらい、物事への理解度、対応力が低いこと)」
 
ランキング2位が発達障害
 
ランキング3位が「パーソナリティ障害」かな。
 
 
で、得てして、、母親問題で悩んでる人は、「自分の母親は健常者である」と信じてることがほとんど、母親自体も自分は健常者だと思ってるから病院に行くことはない。
 
 
 
 
 
「境界知能」発達障害「パーソナリティ障害」も、大変だとは思うが、それ自体が問題ってよりかは、
 
自分がそうなのに、そうじゃないと思って生活してることが問題なのよ。
 
 
 
 
 
 
おれはこれを「空回り」って呼ぶけど、自己理解や他者理解がないと「空回り」が起きるんだよね。
 
 
 
ナリ心理学では過去に「アプデちゃん」についても散々話してるけど。

 

 

 

 

 
これも問題は同じ「空回り」についてで。
 
自分は「周りの人と同じくらい考えられる。自分の思ってることは大抵は間違っていないだろう」って前提で、
 
物事を考えたりしてるから。
 
考えても考えられなくて、きっとこうだろうが、間違ってて、でも自分は「普通の人」だと思うから、もっと考えよう!とか、もっと頑張ろうとかなって。
 
「空回りの極み」になる。
 
 
 
 
母親関係でも、
 
いかれてる母親のことを
自分の親は「まともである」と思い込んでると、
空回りが起きる。
 
 
「他人に迷惑をかけない大人に育てて、普通の生活ができるくらいにしてあげるのが子育てですよね?」
 
的なことを思っちゃって。
あーーーあ!って。笑。
 
 
 
 
 

典型的な空回りだ。笑。

 

 
 
 
そういう人が、白旗あげて降参するのが4、50代とかそれくらいになってからだったりして。
 
「こんなに頑張ってきたのに、うまくいきません」って思うのは定番だ。
 
 
 
 
 
 
ナリ心理学的には「頑張ったことがすでにダメなだけどね。笑。」ってなる。笑。
 
 
 
 
 
他人の背景世界を知ることって、めっちゃ大事だと思う。
 
 
 
それと同じくらい
「自分の背景」を知ることも大事よね。
 
 
 
 
 
 
起こった出来事より、起こった出来事の、後ろに隠れてるもののほうが本質だ。
 
 
 
 
 
ほとんどの人が、起こった出来事の話をするし、起こった出来事に注目しちゃうからね。
 
背景世界を見れるってだけで、世界は変わるよ。