ナリ心理学ブログ2

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No.3■加害者は、元被害者だ。

厳しい言葉をわざと使うね。

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加害者っていつも元被害者だ。

 

元被害者が加害者になって、

新しい被害者作って、

 

その被害者が

次の加害者になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「母親に愛されてなかった」というと

母親を加害者する。

 

母親のせいで、

私はこんなに辛いんだ!

 

母親にはもう関わりたくない!

とか思う。

 

 

 

 

 

 

 

なぜ

母親はあなたを愛さなかったのだろう

 

なぜ

母親はあなたにそんなんことしたんだろう

 

そりゃ、

母親もそうされてきたからだ。

 

そうせざるえないくらい、

悲しかったからだろう。

 

 

 

 

 

 

 

母親は元被害者だったと思う。

何があったかは知らないが、、、

 

辛いことがあった。

だから、今加害者になってしまった。

 

そこに

母親の悪意はないだろう、。

あるのは悲しみだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今、

あなたが母親に愛されなくて悲しく思ってる。

 

つまり、、、被害者だ。

 

ということは、

あなたはこれからもしかした、

加害者になるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

こうやって連鎖していく。

悲しみが連鎖していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

母親はあなたを愛してなかったのは、、

あなたのことが嫌いなのではなく。

 

あなたのことをどう愛していいか

わからなかったんじゃないだろうか?

 

なぜなら

母親も愛されてなかったから。

 

 

 

 

 

母親が愛されてなかったのも

その母親(あなたの祖母)に愛されてると、

思えてなかったからじゃないか?

 

 

 

 

 

 

祖母が母親を愛せなかったのは

祖母も自分が母親(あなたのひいおばあちゃん)愛されてないと思ってしまっていたからかもしれない。

 

 

 

 

 

なぜ、

祖母は愛されてないと思ってしまったのか?

 

 

 

 

 

 

それは

時代が戦争でそれどころじゃなかったからかもしれない。

 

戦争中で、

ものすごい悲しく大変なことばかりだったからかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

悲しみを遡っていくと

自分ではどうしようもできないことにぶつかるかもしれない。

 

それってもう、誰のせいにもできない。

 

 

 

 

 

 

 

 

私が愛されなかったのは

お母さんが愛されてなかったから

 

お母さんが愛されてなかったのは

おばあちゃんに愛されてなかったから。

 

おばあちゃんに愛されてなかったのは

おばあちゃん戦争でそれどころじゃなかったからかもしれん。

 

戦争っておばあちゃんのせい?

 

違う。

 

 

 

 

 

 

登場人物、

被害者しかいない、

被害者が加害者になってる。

 

悲しみは遡ると、

偶然だったりたまたまだったり、

 

自分の力ではどうしようもできないことにぶつかる。

 

それって

誰のせいでもない。

 

 

 

 

 

被害者が被害者を作り

また被害者が被害者を作り、

 

悲しみが悲しみを生み

また悲しみが悲しみを生んでいく。

 

 

 

 

 

 

愛してくれなかった母親を責めたい気持ちはよくわかる。

母親のせいにして、、母親を許せないから、。、

 

母親に謝罪してもらい、、しぶしぶ母親を許してやりたい気持ちもわかる。

 

 

 

 

 

 

僕も高校時代にバスケ部の先輩にいじめられてた。

その後、高校卒業してからおれの方が身体がデカくなったのでそいつを殺してやろうと思って、

そいつの職場まで行ったことがある。

 

結局、その日には会えずに帰ってきた。

(その日の記憶がほとんどない)

 

 

 

 

 

 

今思うと、、

あの先輩も悲しみにくれてたんだなと思う。

見た目は明るく生きてても、、、

 

気にくわない後輩をいじめないといけないくらい、、

不安だったんだろうなと今なら思う。

 

 

高校卒業後

その先輩が実は、学校でめっちゃ嫌われてたってことを知る。

 

 

 

 

 

 

 

先輩は被害者だった。

だから加害者になった。

 

僕は被害者だった。

だから加害者になろうとした。

 

 

 

 

 

悲しみは連鎖する。

 

 

 

 

今目の前にある「悲しみ」は

いつかどこか遠いところから来たものだったりする。

 

 

 

その悲しみの生みの親は

悪意ではなく「偶然」や「たまたま」や「どうしようもできないこと」なんだ。

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だから僕らはまず

誰かを「加害者にして責めるのはやめる」ってのが大切だと思う。。

 

 

母親に愛されてなかった、

母親がガミガミうるさかった。

母親に暴言を吐かれた。

 

 

悲しいのはわかる。

辛いのはわかる。

泣きたいのも

逃げたいのもわかる。

本当にわかる。

本当にわかる。

わかるからいきなりとは言わない。

 

いきなりとは言わない、

ゆっくりでいいから、。。

 

 

 

母親を責めるのをやめてみよう。

あなたが悲しいように、、

母親も悲しかったんだろう。

 

 

ものすごく勇気のいることだとわかってるが、、、母親を許してみようよ。

 

 

 

悪意なんてどこにもない

あるのは悲しみだけなんだ。

 

加害者に見えてるその人は

本当は被害者なんだ。

 

 

悲しみは責めると肥大します。

悲しいは責めると悪化します。

悲しみは責めると爆発します。

悲しい人は他者を攻撃します。

他者を攻撃してる人は悲しい人です。

 

 

そして

悲しみは「理解してあげようとすると減っていきます」

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これ忘れないで欲しい。

 

 

 

 

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とても

暗い感じですがこの「愛されてるシリーズ」はぜひ読んで欲しいです。

 

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